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宮澤園芸を訪問

市内鵠沼神明で、冬を代表する花シクラメンの生産直売をされている宮澤園芸の宮澤勇治(みやざわ ゆうじ)さんを訪問して、いろいろと興味深いお話を伺ってきました。
(取材日:2019年11月21日)

 

プロフィール

東京農業大学に在学中は花卉(かき)を専攻。1998年卒業と同時に愛知県の大手園芸農家で2年間の研修を受けた後、お父様と共に二代目として2000年よりシクラメンの栽培に携わってきました。奥様の陽子さんは大学の研究室で一緒に花卉(かき)を勉強されてきた方で、パートナーとしてお互いに助け合いながら息もぴったりとシクラメンの栽培に精を出しています。

 

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シクラメン栽培について

お父様が昭和45年(1970年)より始めたシクラメンの栽培は、秋から冬にかけて最盛期を迎えます。宮澤園芸で約50年続くシクラメン栽培は、当時は赤、ピンク、紫など色も品目も限られていましたが、現在では品種改良などによって約2,000種類までに増えてきました。
宮澤園芸では現在80種類ほどのシクラメンを栽培し、一つのハウスの中には2,000~3,000鉢、すべてのハウスを合わせると15,000鉢のシクラメンが見事にきれいな花を咲かせていました。
毎年直売が始まると多くの人たちが宮澤園芸のシクラメンを求めにやって来て12月中頃までには売り切れてしまうとのことです。(今年の直売は11月23日から始まっています。)

 

インタビュー

ーー育てている花の種類を教えてください。

宮澤勇治さん(以下:宮澤)品種改良が進み現在では80種類ほどのシクラメンを栽培しています。
その中に淡いピンクの花弁から豊かな香りを漂わせている品種でファルバラローズというシクラメンがあり今とても人気があります。リビングなど日当たりの良いお部屋に置かれることをお勧めします。

 

miyazawa20191121mesibe640シクラメンは、おしべ・めしべが花びらの下側についていて、白くて細いめしべが見えます。
3wakoenw640香るシクラメン・ファルバラローズ
これは美しいフリルの花びらの種類です。

 

ーー何から育てているのですか。

宮澤:球根を持つ多年草ですが、宮澤園芸では種からシクラメンを育てています。
2年先の傾向を考えながら、播種時期の半年前には種苗メーカーに発注をかけます。10月中旬に種を蒔いて翌年の冬の最盛期に向けて14ヵ月ほど時間と手間をかけて育てます。
今シクラメンは最盛期を迎えていますが、実は昨年の10月頃に種を蒔いたものです。

 

ーー出荷先やクライアントは?

宮澤:宮澤園芸では毎年直売と花市場に出荷しています。園芸店に並ぶシクラメンは花市場を通して全国のお店に出て行きます。

 

ーー栽培にあたってのこだわりについて教えてください。

宮澤:毎年シクラメンの大きさを揃えることに気を使います。形が揃っていなかったり大きさがバラバラで整っていないとお客様の期待を裏切ることになってしまいます。

 

ーー管理や手入れのしかたを教えてください。

宮澤:シクラメンは雨や雪に弱く、また強い風が吹くと花同士が擦れて傷がつきやすいので室外よりもお部屋の中に置いてください。
部屋の温度は18度位が最適で、それより暖かくなる場合には日差しが直接当たらないところ、お部屋の中の東側か西側の窓際がお勧めです。
強い日が当たる南側の窓際は温度も上がってしまいますので、避けるかレースのカーテン越しがいいですね。
水やりは鉢土の表面が乾いてきたら適時給水するようにしてください。

 

ーーシクラメンの栽培で嬉しいことや大変なことは何でしょうか。

宮澤:お休みが取れるのは1年を通じて10日程です。特に最盛期である秋口から冬に掛けては睡眠時間も4~5時間程で、体力的には辛いものがありますが、辞めたいと思ったことは今まで一度もありません。
11月23日からシクラメンの直売が始まりましたが、毎年必ず宮澤園芸のシクラメンを買いに来てくれるお客様がたくさんいることに喜びを感じます。続けてきてよかったと思っています。

 

ーー参加しているイベントや活動を教えてください。

宮澤:藤沢市の立毛共進会(品評会)と神奈川県の立毛品評会に毎年参加しています。
藤沢市の立毛共進会(品評会)において5年連続(2015年度~2019年度)で優等賞(第1位)を受賞、また神奈川県の立毛品評会では2017年度2位、2018年度1位、2019年度は3位を受賞しました。

 

ーー消費者(市民)に伝えたいことをお願いします。

宮澤:月並みな表現になりますが、時間と手間をかけ丹精込めて育てた宮澤園芸のシクラメンをお部屋に飾ってください。そして、その美しさを皆様で楽しんで頂けたら嬉しいです。

 

取材を終えて

学生時代より家業であるシクラメン栽培を継ぐと決めていた宮澤勇治さんは、順調に知識と経験を積み、今では大学で一緒に学んだ陽子さんと二人三脚でシクラメンを育てています。
花々の寄り添うシクラメンもかなわないほど仲の良いご夫婦とご家族の愛情がたっぷりと注がれた宮澤園芸のシクラメンで、これからももっと多くの家庭が暖かく彩られるようになることを心から願っています。

 

宮澤園芸(みやざわえんげい)

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宮澤園芸さんも含む藤沢の花の直売所マップはこちら!
(画像にマウスを当てて拡大してください)
⇒PDFで詳細を見るときはこちらから
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〒251-0021 藤沢市鵠沼神明2-2-15  Tel: 080-9535-5432
宮澤園芸のホームページ

 

 
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